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プロセス開発エンジニア

暮らしを豊かに 小さな半導体に興味津々

2016年4月入社
プロセス開発エンジニア
(モジュール開発)
D.M.

もともと、大学では電気電子工学を学んでいました。学生時代は実験やその後の結果考察、プレゼン発表に力を入れていました。電気メーカーに向けての就活をしている中、USJCの説明会に参加し直ぐに入社を決めました。
半導体はとても小さいですが、いろいろな電子機器に使われており、IoT、5G、自動運転など、世の中の人々の暮らしを豊かにしていく事に大きな役割を果たす重要な部品であることにとても興味を持ちました。加えて、USJCは経営統合前から現在の親会社であるファウンドリー大手のUMCの一員として、世界を相手にグローバルな仕事ができるところに惹かれて入社を決めました。

プロセス開発とは原因調査と解決まで プロセス開発とは 原因調査と解決まで

私の所属しているプロセス開発部門は、簡単に言うとお客様が設計してきたものを、製品として形にするまでの工程を検討し、実行することが主な業務です。プロセス開発は大きく2つの役割があり、1つは半導体製造工程を構成する最小基本単位の要素技術開発(例えば成膜・リソグラフィ・エッチング・CMP・洗浄等)、もう1つは、これらの要素技術を組み合わせて集積回路をウェハー上に形成するためのインテグレーション技術開発です。私は、要素技術開発である薄膜形成技術のプロセス開発を担当しています。各工程の担当やインテグレーションの担当と処理方法の検討や、不具合の調査依頼がきた時には、原因調査を行い解決する仕事をしています。
具体的には私の担当するプロジェクトで、欠陥が増加する問題が発生し、インテグレーションの担当者より原因調査の依頼がありました。自分の担当工程は様々な処理か複雑に絡み合っている為、どのタイミング、どの処理の中で原因が発生しているのかを突きとめることが本当に難しいです。どの切り口からアプローチすればよいのかは、自分の知識だけでは足りないことも多く上司や先輩に相談し、アドバイスを頂きながら実験を行います。そのデータの考察と上司や先輩への相談を繰り返し行うことで原因を突きとめ、改善案を検討します。その後、改善案を適用するために、品質管理を含む関係部署の担当者と再度議論し、効果と他工程へのリスク影響を検討して問題解決に努めます。
仕事を任せてもらえる環境があり、やりがいを感じていますが、一人で解決できることは少なく、上司や先輩への相談、アドバイスを貰いながら改善案を導き出しています。話合いながら業務を進めることが必要だからこそ、自然とコミュニケーションが多くなり、あたたかい社風なのだと感じています。

私も「頼れる先輩」に

入社してから一貫して上司や先輩からのアドバイスをメモするように心掛けています。なぜかというと、半導体業界は日々技術が進化していますが、上司や先輩からのアドバイスはズバリ半導体技術の歴史そのものと感じる事が多々あるからです。
そういった貴重なアドバイスをメモとして残しながら、日々の業務に取り組み、成長を実感しています。
また、半導体の専攻ではなかった私に対して、入社から今でも上司や先輩は分かりやすく丁寧に教えてくれながら、あたたかく成長を見守ってくれています。今後は私自身も上司や先輩から引き継いだ歴史ある技術を伝えていける「頼れる先輩」になれるようにステップアップしていきます。

worklifebalance 先輩のオフ日の過ごし方

実は…
料理男子!魚を上手にさばきたい!

学生時代に飲食店のキッチンでバイトしていたこともあり、実は料理が得意だったりします。平日の早く帰れた日や休日の際は動画を見て「おいしそう!」と思うものはあれこれ作って試しています。大学生の時から魚をさばくのが好きで、今でも時間がある時はお刺身にして食べたりしています。

大学の専攻を生かし 半導体メーカーへ

2016年4月入社
プロセス開発エンジニア
(モジュール開発)
N.O.

大学在学中に半導体製造の薄膜結晶成長技術のひとつである「エピタキシャル成長」に関する研究をしていたこと、また、地元で学んだ事を活かせる仕事を探していたときに見つけたのが、USJCでした。USJCが製造する半導体は、スマートフォンや自動車などの製品に搭載されているという話を聞き、社会に役立っているという実感を得ながら仕事ができるのではないかと考え、USJCで働くことに決めました。

モノづくりの中枢を担う役割、積極的にトライできる環境 モノづくりの中枢を担う役割、 積極的にトライできる環境

私の仕事は、より良い製品を早く、低コストで製造するための改善や製造ラインの管理や監視をすることをメインに行っています。
私が所属している製造部は、いってみれば半導体をつくり出している、まさにモノづくりの中枢です。モノづくりを行う上で、他部署との連携は欠かせません。例えば、製品の歩留まりを向上させる為に、製品を作るまでのプロセスを見直すことや、材料や設備の仕様変更を行うことがあります。これらは、他の部門のプロセス開発エンジニアやカスタマエンジニア、製造設備エンジニアと連携して、より良い製品を作り上げる為、日々改善に取り組んでいます。
また、以前と同じ製造工程、同じ装置を使って増産ラインを立上げているにも関わらず、うまくいかないことがあります。その場合には、問題となる原因を特定し、その原因を解決し処理を安定させます。私が立ち上げたラインで製品が形となって出来あがったときに非常に達成感を感じます。

職場環境はとても明るく風通しがよく、自分の意見を受け入れられる職場だと感じます。ちなみに私は大学で半導体の勉強をしていましたが、入社してから学ぶことの方が断然多かったです。もし、学生時代に半導体を専攻していなかった人でも、自分自身が興味をもって取り組めば、上司や先輩から丁寧に教えて貰えるため、安心して楽しく働くことができる環境です。

相手の立場に立って行動 「USJC」の一員として

高校時代は野球、大学時代はアイスホッケーに熱中していたこともあり、チームの一員として責任を持って行動することをモットーとしてきました。その経験もあり、「これを言ったら相手がどう思うか」「こうしたら相手はどうするだろうか」と相手の立場に立って考えることは、学生時代から根付いている自分らしさのベースになっています。
半導体の製造は、数百~数千にも及ぶ工程を経て造られるので、社内外問わず、たくさんの方との連携が必要不可欠であり、相手の立場になって考え、発言・行動することが特に求められる仕事だと感じています。この自分らしさを常に忘れず、「USJC」の一員として、エンジニアとして責任を持った人財に成長していきたいと考えています。

worklifebalance 先輩のオフ日の過ごし方

お酒を嗜み休日をリフレッシュ。
スポーツも始めようかな?

休日はわりと家でゆっくり過ごしています。お酒が好きなので、気になった居酒屋にふらっと立ち寄ることも。リフレッシュした休日を過ごせており、メリハリのついた生活を送れているので、仕事も頑張れます!学生時代から体を動かすことが好きでしたが、社会人になってからはそのような機会も遠のいてしまっていました。USJCの福利厚生制度を利用して、そろそろ体を動かす趣味も始めてみようと思っています。

業界の将来性を感じて入社 幅広い分野の知識が結集

2017年4月入社
プロセス開発エンジニア
(インテグレーション開発)
T.N.

もともと、私の研究テーマが「錯体化学」というニッチな分野ということもあり、私自身の研究内容が就職に直結するイメージはなく、就活中は技術職につきたいと思っていました。USJCはいろいろな職種や業種を調べている中で、見つけた会社の一つという位置付けでした。なんとなく説明会に行った際、スマホ電池の消費を抑える技術(低消費電力技術)に非常に力を入れているという話を聞き、とても魅力を感じました。それと同時に、電子機器の中で計算をしたり、記憶をしたり人間の脳のような役割を果たしている半導体は、これからの社会に必要不可欠であり、将来性のある業界だと感じました。
私は学生時代に半導体そのものを学んでいたわけではないのですが、実際に入社してみて、半導体製造には化学を含め、幅広い分野の知識が結集されているため、USJCに興味を持って頂いた皆さんが活躍できるフィールドが必ずあります。

料理でいえば「レシピ」開発!プラスアルファを提案 料理でいえば「レシピ」開発! プラスアルファを提案

私はプロセス開発部門の中でインテグレーションの技術開発を行っております。実生活に例えて表現するなら、料理のレシピ作りです。半導体製造において、私の仕事はまさしくその様な感じで、ごく簡単にいえば「半導体のつくり方」を開発しています。一度料理を作ってみて「もう少し砂糖を加えてみよう」「この段階をこうすると効率がいいぞ」とレシピを書き換えていくのと同じように、よりよい方法で半導体をつくりだすための検証や試行を繰り返しています。お客様からレシピのひな形の提供がある場合、それを元にお客様が望むモノを造るには、どの工程に何を加えたらいいのか等を考え、改良レシピを提案していくこともあります。この際、半導体製造のプロとして「こういう造り方をした方がより効率的ですよ」というプラスアルファの提案ができるエンジニアでいることを常に心がけています。
また、幅広い分野の知識を必要とする職種なので、常に「学ぶ意欲」でいることも大切です。仕事をしていると、「これはどういうこと?」と思うことが多々あります。その都度、半導体の特性は電気的な知識が必要であり、半導体がどう動いているのかというのは物理的な知識、工場内でモノが造られるときの装置の働きに関することは機械的な知識、製造工程によっては化学的な知識…と多角的な視点で考え、問題を解決する事が求められるので、常に「学ぶ意欲」が必要です。それが時に大変でもあり…やりがいでもあります。

世界に向けて活躍するエンジニアに 世界で活躍するエンジニアに 社内教育も充実

私が今目標としているのは、世界の人たちと話ができるエンジニアになること。今関わっているプロジェクトは、アメリカにある会社のお客様なのですが、インドやロシアなど色々な国の方がいます。彼らとよりよい仕事をしていけるように、もっと流暢に英語が話せるようになりたいです。USJCは社内教育がとても充実しているので、基礎的な英会話から半導体の専門的な英語まで学べる環境があります。
また、USJCは、日本では数少ない半導体の受託製造を専門に行っているファウンドリーだからこそ、自社製品の設計から製造、販売までを手掛ける半導体メーカーよりも、世界中の技術やノウハウに関わる機会がとても多い為、知的好奇心がある人なら誰でも活躍のチャンスを掴む事ができる仕事環境です。学びを楽しみながら、緑が多く、人の温かさあふれる三重というローカルな場所から世界を相手にグローバルな仕事をしています。

worklifebalance 先輩のオフ日の過ごし方

キャンプにスノボ。
オフは気ままに過ごしています!

アウトドアが好きなので、休日になるとふらりと出かけて自然の中で気ままに過ごす事が多いです。有給休暇も積極的に取得できるので、スケジュールを調整しながら計画的に土日と合わせて3連休にしたりと有効的に使っています。昨年支給された有給休暇は全て使いきりました。プライベートな時間を充実して過ごせるからこそ、しっかり仕事にも集中できると感じています。

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