
料理でいえば「レシピ」開発!プラスアルファを提案 料理でいえば「レシピ」開発! プラスアルファを提案
私はプロセス開発部門の中でインテグレーションの技術開発を行っております。実生活に例えて表現するなら、料理のレシピ作りです。半導体製造において、私の仕事はまさしくその様な感じで、ごく簡単にいえば「半導体のつくり方」を開発しています。一度料理を作ってみて「もう少し砂糖を加えてみよう」「この段階をこうすると効率がいいぞ」とレシピを書き換えていくのと同じように、よりよい方法で半導体をつくりだすための検証や試行を繰り返しています。お客様からレシピのひな形の提供がある場合、それを元にお客様が望むモノを造るには、どの工程に何を加えたらいいのか等を考え、改良レシピを提案していくこともあります。この際、半導体製造のプロとして「こういう造り方をした方がより効率的ですよ」というプラスアルファの提案ができるエンジニアでいることを常に心がけています。
また、幅広い分野の知識を必要とする職種なので、常に「学ぶ意欲」でいることも大切です。仕事をしていると、「これはどういうこと?」と思うことが多々あります。その都度、半導体の特性は電気的な知識が必要であり、半導体がどう動いているのかというのは物理的な知識、工場内でモノが造られるときの装置の働きに関することは機械的な知識、製造工程によっては化学的な知識…と多角的な視点で考え、問題を解決する事が求められるので、常に「学ぶ意欲」が必要です。それが時に大変でもあり…やりがいでもあります。